神郷の地で豚を育て始めたのはもう40年近くになるそうです。 最初の頃は300〜400頭の黒豚を飼い競りに出していたのですが、口コミで子供に安全なものを食べさせたいという個人のお客さんが増えていき、それに応えるために25年ほど前から「神郷黒豚」の個人販売を始めるようになりました。生育に8カ月もかかり、しかもその間の専用飼料の配合や健康面のケアなど、飼育が大変な「神郷黒豚」。それでも「神郷黒豚でなければ!」と求められるお客様がいる限り続けていきたいと、笑顔のお二人です。
「神郷黒豚」はすべて、TOMTOMさんがオリジナルで配合した、添加物の一切入ってない専用飼料で肥育されます。病気に罹っていないか、発育はいいか、毎日のチェックが大変だそうですが、100頭ほどに抑えているため一頭一頭に目配りができるのです。 「病気になるかもしれないからと、あらかじめ抗生物質を与えるのは、方向性がまちがっていると思うんです。」ときっぱり。病気にならないように、健康でいられるように常に配合を考えているとのこと。本当に、大切に丁寧に、心を込めて育てられているのがよくわかります。
少し小ぶりで引き締まった体は黒豚特有のもの。(※写真の豚は子豚です)生育に8ヶ月もかかり専用飼料や健康面のケアなど飼育が大変な「神郷黒豚」ですが、「求められるお客様がいる限り続けていきたい」と笑顔のTOMTOMさん。
「神郷黒豚」が高級と言われるのは、その美味しい肉質のせいばかりではありません。一般の黒豚との大きな違いは、大量飼育できないことによる希少さ。 右の表を見ると、その違いをお分かり頂けると思います。 神郷黒蓋と一般の黒豚を比べると、生産性がかなり低め。これを丹念に、そして手間をかけてじっくりと育てあげた黒豚こそがTOMTOMファームさんの「神郷黒豚」なのです。
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「神郷黒豚」の肉は繊維が細く柔らか、しまりも良く、黒豚特有の食感と旨みがあります。良質な飽和脂肪酸の含有量が多い脂肪は、豚肉独特の臭みもありません。抗生物質・ビタミン剤などの薬剤添加物や、発育をよくするための動物性油脂など一切与えずに肥育します。成長を急がせるのではなく、 成長に応じて独自に配合した自家飼料を与え、まず健康づくり。 こうして手間ひまかけて育てた黒豚だからこそ、黒豚が本来もつ味わいを最大限に引き出すことができるのです。
自家配合の肥育の仕上げ用飼料。 市販のものより麦が多く入っています。 とうもろこしやふすまは、肉が柔らかくなり発育を高め、大麦は肉がしまり、甘みがでます。配合の割合は独自に長年試行錯誤されたそうで、成長は時間がかかるものの、急がずじっくり、そして美味しく育てるのがTOMTOMさんの信条です。
現在、ハム、ソーセージ、焼き豚、ベーコンを作っていますが、添加物のない「神郷黒豚」の加工は当然ながら、塩・砂糖・香辛料のみ。化学調味料、増量剤、防腐剤、結着剤、発色剤は一切使っていません。最初の頃は、発色剤を使用したものも作っていましたが、「そういうものは一切使わないで」というお客様の声が多く、今はオーガニックのもののみ。 添加物が入ってないので、黒豚本来の深い旨みとしっかりしたコクが充分に味わえます。
「化学調味料、増量剤、防腐剤、結着剤、発色剤などは一切使わないで」というお客様の声が多く、今はオーガニックのもののみ。添加物が入ってないので「黒豚本来の深い旨みとしっかりしたコク」が充分に味わえます。